千葉玲海菜(ちば れみな)選手は、日本代表なでしこジャパンで活躍する女子サッカー選手です。
現在オーストラリアとニュージーランドで開催されている、FIFA女子W杯2023に参加する日本代表としても選出されています。
グループリーグ初戦のザンビア戦でW杯初出場を果たし、今後の活躍が期待される千葉玲海菜選手。
ですが大会前には選手生命を大きく狂わす大怪我にも見舞われ、苦しい時間を過ごしてきました。
そんな千葉玲海菜選手について、この記事では
について紹介します。
この記事を読むと千葉玲海菜選手のことをもっと知ることができ、より一層応援に熱が入ること間違いなしですよ!
千葉玲海菜について
まず最初に、千葉玲海菜選手の基本的な情報を簡単にまとめてみました。
下記のプロフィールに一度目を通してからこの記事を読んでもらえればと思います。
名前:千葉玲海菜(ちば れみな)
生年月日:1999年4月30日(2023年7月現在24歳)
出身:福島県
所属:ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
身長:162センチ
体重:58キロ
次からはこれまでの経歴や成績、ポジションとプレースタイルなどを深掘りして紹介していきます!
千葉玲海菜の経歴と成績
現在はなでしこ1部リーグのジェフユナイテッド市原・千葉レディースに所属する千葉玲海菜選手。
千葉玲海菜選手は2018年に高校卒業と同時に加入して以降、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース一筋でプレーしているんですよね。
そんな千葉玲海菜選手の成績は以下のとおりです。
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
通算26試合出場9ゴール
なでしこジャパン
通算5試合出場2ゴール
在籍年数のわりに出場試合数が伸びていないのは、2018年から千葉玲海菜選手は筑波大学にも進学しており、大学サッカー部での活動もしていたからです。
なので千葉玲海菜選手はジェフユナイテッド市原・千葉レディースに加入した当初は、特別指定選手としての扱いでした。
なでしこジャパンでのデビューは2022年のEAFF E-1サッカー選手権。
ですがその後、後述する大怪我により長らくサッカー活動の休止を余儀なくされてしまいます。
千葉玲海菜のポジションとプレースタイル
千葉玲海菜選手のポジションは主にFWです。
日本代表なでしこジャパンでは非常に層の厚いポジションですが、千葉玲海菜選手は持ち味のスピードを生かし、FIFA女子W杯本戦メンバーの枠を勝ち取りました。
力強いスピードだけではなく、守備時に前線から身体を張ってチームに貢献する献身性も武器の一つ。
千葉玲海菜選手はフィジカルも強く、スピードに優れたFWとして日本では希少なタイプのストライカーと言えるでしょう。
最近では強さに加えて「巧さ」も随所で見せるようになり、選手としてのバリエーションを増やしています。
千葉玲海菜の背番号は22
千葉玲海菜選手にFIFA女子W杯2023で与えられた背番号は22番です。
FIFA女子W杯2023への出場権を獲得したAFC女子アジア杯では千葉玲海菜選手は怪我のため欠場しており、同番号はDFの宝田沙織選手が着用していました。
その宝田沙織選手がFIFA女子W杯2023でメンバーから落選しており、背番号22番を千葉玲海菜選手が受け継いだ形になります。
背番号22番と言えば、元サッカー日本代表として非常に人気が高かった内田篤人選手がシャルケで着用していた番号です。
女子サッカーでは、背番号22番=千葉玲海菜選手のイメージがつくほどの今大会での活躍に期待したいですね!
千葉玲海菜を襲った大怪我と奇跡の復帰
FIFA女子W杯の開催を翌年に控えた2022年9月、千葉玲海菜選手に突如として試練が訪れました。
2022年9月24日のトレーニングマッチで、千葉玲海菜選手は前十字靭帯損傷を受傷。
前十字靭帯損傷はサッカー選手としては致命傷の怪我とも言われており、パフォーマンスを大きく狂わせる大怪我です。
復帰までの期間は最低でも8ヶ月、経過によっては1年以上も掛かる怪我なだけに、千葉玲海菜選手のFIFA女子W杯2023への出場は絶望的にも思われました。
ですが千葉玲海菜選手は2022年10月4日に前十字靭帯再建手術を受けると、それから過酷なリハビリ期間を経て2023年5月に実戦復帰。
8ヶ月で実践復帰を果たす凄まじい生命力を見せ、悲願のFIFA女子W杯本戦メンバーに滑り込みました。
復帰後初の実戦では、
コンディションは悪く無いけど、非常に緊張した
とコメント。
同時に怪我の痛みや恐怖はさほど感じなかったとも話しており、大怪我による恐怖も乗り越える強さも垣間見せてくれました。
千葉玲海菜の情報まとめ
この記事では、千葉玲海菜選手のこれまでの経歴や成績、ポジションにプレースタイル、そして大怪我からの復帰などついて紹介しました。
順風満帆に思えた千葉玲海菜選手のキャリアでしたが、前十字靭帯損傷により一変。
FIFA女子W杯開幕を1年後に控え、とても過酷な8ヶ月を過ごしてきました。
前十字靭帯損傷によって競技を辞めるアスリートも多いだけに、とても不安で苦しかった時間だったと思われます。
ですがその苦しい時間を乗り越えて、千葉玲海菜選手はギリギリで復帰。
驚異的な回復力で自身初のFIFA女子W杯2023のメンバーを勝ち取りました。
グループリーグ初戦のザンビア戦では、途中出場で待望のW杯初出場。
大怪我からの復帰を果たした直後でフルコンディションではないと思いますが、随所で期待を持たせるプレーを見せてくれました。
絶望から這い上がってきた千葉玲海菜が、なでしこジャパンの4大会ぶりの優勝を導くことができるか。
オーストラリアとニュージーランドで躍動する背番号22番に注目です!
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