ワンディ・ルナール選手は、1990年生まれの女子サッカー選手です。
フランス出身のワンディ・ルナール選手は、母国でも絶大な人気女子サッカーの一人として認知されており、クラブチームやフランス代表では長期に渡って活躍してきました。
2023年7月にオーストラリアで開幕したFIFA女子W杯2023では、フランス代表のキャプテンとして参戦。
初のW杯優勝を目指す女子フランス代表は、グループリーグではジャマイカ、パナマ、ブラジルとの試合が予定されています。
そのフランス代表の躍進を担うキープレイヤーとして注目を集めているワンディ・ルナール選手。
今日はそんなフランス代表のワンディ・ルナール選手に関する、
・出身や所属チーム
・ポジション
・来日歴
・これまでの実績や成績
について調べてみました!
オーストラリアの地で、フランス代表キャプテンとして躍進が期待されるワンディ・ルナール選手についてまとめているので、この記事で是非チェックしてみてください!
ワンディ・ルナールの出身、所属チーム
ワンディ・ルナール選手の出身や所属チームはどこになるのでしょうか?
ここではワンディ・ルナール選手の出身地、現在の所属チーム、そしてポジションについて調べてまとめてみました。
出身地、所属チーム、ポジションの順に紹介していきますね!
ワンディ・ルナールはフランス代表でマルティニーク島出身
ワンディ・ルナール選手はフランスのマルティニーク島と呼ばれるカリブ海に浮かぶ島の出身です。
1990年7月20日生まれのワンディ・ルナール選手は、フランス本土に移住する2006年までは、生まれ故郷のマルティニーク島で過ごしていました。
サッカーを始めたのは1997年の7歳の時。
それから本土移住までの9年間、マルティニーク島のエソール=プレショタンというクラブでプレーしています。
2007年から女子フランスU-17に選出されると、2011年のキプロス戦でA代表デビュー。
187センチの長身DFとして、これまでに通算144試合に出場してきました。
ワンディ・ルナールはオリンピック・リヨン所属
ワンディ・ルナール選手は現在、母国フランスの強豪であるオリンピック・リヨンでプレーしています。
2006年からオリンピック・リヨンに在籍し、現在はなんと在籍17年目。
オリンピック・リヨンはワンディ・ルナール選手が所属した唯一のプロクラブであり、数々のタイトルを獲得してきた功績者としても、サポーターから多くの支持を集めています。
17年間で出場した試合は述べ433試合に及び、加入初年度から2011年までのリーグ5連覇にも貢献しました。
過去にはなでしこジャパンの熊谷選手、大滝選手、大野選手とも一緒にプレーしていますよ!
ワンディ・ルナールのポジションはディフェンダー
ワンディ・ルナール選手のポジションはディフェンダーです。
187センチの恵まれた高さを生かした空中戦では特に強さを発揮し、相手チームの攻撃を幾度となく跳ね返してきました。
また、その身長を生かしたセットプレーでの得点力も魅力の一つ。
コーナーキックやフリーキックの場面での貴重なターゲットとして、これまでにディフェンダーながら多くの得点を決めてきました。
近年ではオリンピック・マルセイユ、女子フランス代表の両方でキャプテンに就任。
プレーだけではなく、ワンディ・ルナール選手のリーダーシップの高さも評価され始めています。
ワンディ・ルナールの来日歴は?
ワンディ・ルナール選手は、これまでに日本へやってきたことはあるのでしょうか?
気になって調べてみたところ、残念ながらワンディ・ルナール選手が来日した情報は見つかりませんでした。
2021年に日本で開催された東京五輪2020にもフランス代表は参加していないため、日本にはやってきていません。
SNSなどでも調べてみましたが、プライベートやオフで日本に滞在していた投稿は見つからず、おそらく来日したことは一度もないと思われます。
過去にオリンピック・マルセイユで3人のなでしこジャパンの選手たちとプレーしていたこともあるだけに、いつか日本でプレーする姿が見たいですね!
ちなみにワンディ・ルナール選手は2019年にフランスで開催されたなでしこジャパンとの親善試合に出場しています。
試合は3-1でフランス代表が勝利。
ワンディ・ルナール選手はセンターバックとしてスタメンで90分フル出場し、フランス代表の勝利に貢献しました。
これまでのワンディ・ルナールの実績、成績
最後に、ワンディ・ルナール選手のこれまでの実績と成績をまとめてみました。
まずはオリンピック・マルセイユと女子フランス代表での成績からご紹介します。
オリンピック・マルセイユ:通算263試合出場85ゴール
女子フランス代表:通算144試合出場34ゴール
これまでの成績から見ても、ディフェンダーながらワンディ・ルナール選手の得点力の高さが窺えますね。
2010/11シーズンのUEFA女子チャンピオンズリーグ決勝では、オリンピック・マルセイユを優勝に導く先制点も決めています。
そういった大一番で結果を残す得点も多かっただけに、記録以上に記憶に残る選手なのかもしれませんね!
続いてはこれまでに獲得してきたタイトルです。
フランスリーグ優勝:13回
フランス国内カップ優勝:8回
UEFA女子チャンピオンズリーグ優勝:6回
特筆すべき点は、オリンピック・マルセイユでの在籍17年間で13度のリーグ優勝を経験している点です。
ワンディ・ルナール選手はオリンピック・マルセイユへの加入初年度から主力として活躍し、チームに貢献。
これほどの圧倒的な実績を見ると、サポーターから愛される理由も納得ですね!
オリンピック・マルセイユでは多くのタイトルを獲得してきた一方、女子フランス代表では主要タイトルの獲得がありません。
それだけに、FIFA女子W杯2023に賭ける想いもきっと強いはずでしょう!
ワンディ・ルナールの情報まとめ
・フランスのマルティニーク島出身
・オリンピック・マルセイユ所属のディフェンダー
・来日歴はなし
・フランスリーグ13度、国内カップ戦6度の優勝を経験
この記事では、ワンディ・ルナール選手の出身や所属チーム、ポジションや来日歴、これまでの実績を紹介しました。
オリンピック・リヨン一筋のワンディ・ルナール選手は、女子フランス代表の人気サッカー選手の一人として国内では絶大な支持を得ています。
2023年の春先には代表監督との確執により代表引退も囁かれましたが、頼れるキャプテンとしてFIFA女子W杯2023では本戦のメンバー入り。
最終ラインから持ち前のリーダーシップを発揮して、女子フランス代表のゴールを守ることができるか。
また、恵まれた身長を生かしてセットプレー時などでは攻撃面でも貢献することができるのか。
ジャマイカ、パナマ、ブラジルと予選リーグで対戦するワンディ・ルナール選手のプレーに注目です!