今回は、1980年代に誕生した大人気野球漫画『タッチ』について深掘りしてみたいと思います。
バスケット漫画『SLAM DUNK』の最新映画が世界的に大ヒットしていますね!
皆さんはもう観ましたか?
日本のスポーツ漫画には野球作品も多いですが、『巨人の星』や『ドカベン』などは有名どころです。
一方、スポ根だけではなく、青春時代の甘酸っぱい要素も取り入れたおススメ野球漫画と言えば、断然『タッチ』です!
そこで今回は、1980年代に誕生した大人気野球漫画『タッチ』について深掘りして参ります。
この記事では・・・
- 『タッチ』のあらすじや主な登場人物
- 『タッチ』主人公・上杉達也の声優は?
- 『タッチ』主人公・上杉達也の球速
- 『タッチ』主人公・上杉達也と浅倉南の関係
- 『タッチ』主人公・上杉達也と上杉和也の関係
- 『タッチ』主人公・上杉達也は死亡した?
- 『タッチ』主人公・上杉達也のその後
- 『タッチ』主人公・上杉達也と『mix』は関係ある?
これらについて、ご紹介していきます。
是非、ご覧下さい!
『タッチ』のあらすじと主な登場人物

まずは、漫画『タッチ』を知らない人のためにも主人公を含む、主な登場人物を紹介をしたいと思います。
また、簡単に『タッチ』のあらすじもご紹介して参ります。
上杉達也(主人公)

- 名前:上杉達也(うえすぎ たつや)
- 生年月日:1968年6月16日
- 学歴:明青学園中等部、明青学園高等部、帝東大学へ進学、渡米してマイナーリーグへ
- 血液型:AB型
- 趣味特技:野球
- ポジション:投手
- 投打:右投右打
浅倉南(ヒロイン)

- 名前:浅倉南(あさくら みなみ)
- 生年月日:記載なし
- 学歴:明青学園中等部、明青学園高等部、達也と別の大学に進学、スポーツカメラマン助手
- 身長:159㎝
- 血液型:記載なし
- 趣味特技:料理、新体操
上杉和也(主人公の双子弟)

- 名前:上杉和也(うえすぎ かずや)
- 生年月日:1968年6月16日
- 学歴:明青学園中等部、明青学園高等部
- 血液型:AB型
- 趣味特技:野球、クラシック音楽
『タッチ』あらすじ

漫画『タッチ』は、あだち充(あだち みつる)先生により週刊少年サンデーに連載された漫画です。
双子の兄弟である主人公の上杉達也と上杉和也、そしてお隣に住む幼馴染の浅倉南の3人を軸にした青春漫画です。
上杉達也の方はお調子者でいい加減な兄、上杉和也の方は、真面目で努力家といった正反対の性格です。
上杉家の双子とお隣に住む同い年の浅倉南は幼い事からずっと一緒に成長して来た幼馴染。
ところが中学生になった3人は思春期に突入します。
兄弟の様に育った関係だったのに、お互い異性として意識するようになります。
上杉和也は野球部のエースとして活躍していて、浅倉南もマネージャーとして和也をサポート。
2人は甲子園に向けて毎日野球漬けの生活を送る様になります。
一方の上杉達也は、なりゆきでボクシング部へ入部することに。
微妙な三角関係が続きますが、ある日、3人に衝撃的な事件が起きるのです・・・
その事件によって3人の関係や生活が一変することになるのです。
『タッチ』主人公・上杉達也の声優は?

- 名前:三ツ矢雄二(みつや ゆうじ)
- 生年月日:1954年10月18日
- 年齢:68歳(2023年8月現在)
- 出身:愛知県
- 身長:158.5㎝
- 血液型:A型
- 事務所:ミツヤプロジェクト
- 趣味特技:旅行、DVD鑑賞、読書
『タッチ』の主人公・上杉達也の声優を務めたのは、三ツ矢雄二(みつや ゆうじ)さんです。
三ツ矢雄二さんは大物声優として存在感を発揮されていますが、子供の頃は子役として活動されていたそうです。
歌が上手だったため、ちびっ子のど自慢番組に出場して優勝した事もあったとか。
その後、お芝居に興味を持ち、高校生卒業後に上京して大人の役者を目指したらしいのですが
全くオーディションに通らなかったそうです・・・。
役者になる事を諦めた三ツ矢さんは、演出や脚本を学ぶため、専門学校卒業後に明治大学へ入学します。
そこで演出家の蜷川幸雄(にながわ ゆきお)氏を紹介された事により芸能活動を再開したのです。
ある日、舞台に出演したり、演出・脚本などを学びながらアルバイト生活を送っていた三ツ矢さんに転機が訪れます。
子役時代のディレクターから声の仕事を打診されたのです。
この時の人形劇『プルルくん』が三ツ矢雄二さんの声優初仕事となったのです!
その後は声優業と俳優業を両立しながら、養成学校の講師としても活動、また現在では裏方のお仕事までこなせるようになっているらしいです!
役者のお仕事だけではなく、音響監督や録音演出なども担当する凄い声優さんになってしまった三ツ矢雄二さんですが、『タッチ』の上杉達也役はオーディションでつかみ取ったお仕事らしいですよ!
実は、『弟の方が死ぬぞ』という噂を聞いていた三ツ矢雄二さんは長生きする兄・上杉達也役のオーディションを受けたそうなんです。
確かに、長生きする役どころの方が、お仕事に困らないですからね!三ツ矢雄二さんはしっかり者だった様です。
そんな三ツ矢雄二さんの出演作品一部がこちらです!
- 『タッチ』上杉達也(うえすぎ たつや)役
- 『キャンディキャンディ』アーチーボルト・コーンウェル役
- 『ハイスクール!奇面組』一日一善(いちにち いちぜん)役
- 『キャプテン翼』、新田瞬(にった しゅん)役
- 『ガラスの仮面』桜小路優(さくらこうじ ゆう)役
- 『キテレツ大百科』尖浩二(とんがり こうじ)役
- 『おじゃる丸』シルバー役
- 『ドラゴンボール』シン / 界王神(かいおうしん)/キビト界王神役
- 『深夜!天才バカボン』あだち充先生役
- 『おしりたんてい』チワワしょちょう役
- 『ONE PIECE』ピーカ役etc.
『タッチ』主人公・上杉達也の球速は?

調べてみたところ、上杉達也の投げるストレートの最高球速は152キロです!
ちなみに甲子園で最高球速を記録していました。
高校生で152キロを出すのは、かなり凄い事です!
弟の和也の球速は不明なため、どちらがの方が速い球を投げていたのかは分かりませんが、走る速さも互角だったのでやっぱり双子だったんだな、と納得ですね。
しかし野球部に入部した時の達也は球速だけはバケモノ級でしたが、ストライクが入らない・・・という弱点とスタミナが無い!という弱点だらけだったのです。
その後、体力をつけるためにみっちりトレーニングを積み、スタミナ不足を克服。
制球力も身に着けた達也は野球を本格的に始めてえからたった2年足らずで甲子園優勝という結果を叩き出してしまった達也はやはり元々天才だったのでしょうね!
『タッチ』主人公・上杉達也と浅倉南の関係

『主人公の上杉達也とヒロイン浅倉南の関係はどんな関係なの?』と言う疑問に想う人も多いかもしれませんね。
普通は年頃の男女が登場する漫画では、最終的に結ばれてハッピーエンドという流れが多いかもしれません。
しかし、『タッチ』の上杉達也と浅倉南の関係は、ずっと微妙な関係なんです。
弟の和也が居る時は、和也を含めた3人で居る事はあっても達也と南が2人で居る事はあまりなく、逆に和也と南が2人セットで行動する事が多い印象でした。
和也は南への気持ちを隠さずに伝え続けるタイプでしたが、達也は何を考えているのか分からないタイプ。
どちらかと言うと、南ちゃんの方がずっと達也を追いかけている様な関係性にみえますね。
しかし、逆にその微妙な関係性が大人の心をくすぐるみたいですよ!
『タッチ』主人公・上杉達也と上杉和也の関係

主人公の上杉達也と双子の弟である上杉和也は正反対の性格です。
しかし姿かたちは双子なのでソックリ。
達也が髪の毛の分け目をササっと変えて、真面目な表情をすれば和也にソックリになるらしいのです。
そんなイケメン双子の上杉兄弟ですが、学校での女子人気は断然、和也が大人気です。
和也は真面目で勉強にスポーツに大活躍する爽やかイケメンだからです。
そんな和也と比べられ『ダメ兄貴』と言われてしまっているのが達也です。
優秀な兄弟を持った人ならば理解できる悩みかもしれませんね・・・。
当然、達也も和也と比較されることにウンザリしており、高校生になると和也と南から離れて行動するようになります。
それでも達也は和也の事を大切に思っていて、弟の事を誰よりも応援しているのです。
和也は物語の途中で事故に遭ってしまいフェードアウトしますが、その事件で一番傷ついていたのは他でもない、上杉達也だったのです・・・。
『タッチ』主人公・上杉達也は死亡した?

漫画『タッチ』の主人公・上杉達也が死亡したとの噂がありますが、作品の中で死亡したのは弟の和也の方です。
もしかすると、達也の声を担当した三ツ矢雄二さんが病気を告白された件も関係しているかもしれないですね。
三ツ矢雄二さんは2022年に前立腺がんであることを公表され、周囲を驚かせました!
『手術の予定もあるが、様子見の状態、全然元気である』とコメントされていましたがその後、別の病で緊急入院してしまいます・・・。
何と、膵炎になり入院。
「5日間何も食べられず今日ジュースを飲みました。痛い」
と、自身のTwitterで様子を発信されています。
その後は無事に退院されて現在はお仕事に復帰されているみたいです。
三ツ矢雄二さんはかなりの酒豪だったらしいですが、退院後はお酒は控えめにするようになったんだとか。
『タッチ』主人公・上杉達也のその後

実は明青学園高等部を卒業した上杉達也と浅倉南のその後が描かれた作品が存在します。
アニメ『Miss Lonely Yesterday』では、甲子園出場を果たした3年後が舞台。
『Miss Lonely Yesterday』は、日本テレビ系にてTVスペシャルとして98年に放映された作品です。
この作品では大学生になった達也と南が描かれています。
甲子園初出場で初優勝を成し遂げた達也はプロからも注目されるスター選手になっていましたが、プロ入りを辞退。
普通に受験して帝東大学へ進学します。
一方の南は達也とは別の大学へ進学。
学校が離れてしまった2人の仲はだんだんと疎遠になってしまいます・・・。
当時、テレビ放送を見た自分の感想としては・・・
「『タッチ』で甲子園優勝して南とも両想いになってハッピーエンドじゃなかったの?!」
「達也がまたグータラ達也に戻ってる!」
と、まぁ、中々に衝撃を受けたアフターストーリーでした。
そしてアニメ『Miss Lonely Yesterday』の続きであるアニメ『Cross Road』が2001年に放送されています。
アニメ『Cross Road』はグータラ達也がまた野球に向き合い、アメリカへ渡ってマイナーリーグ入りするお話です。
南はスポーツカメラマンの見習いとして頑張っている姿が描かれています。
きっとまた2人の道はどこかで重なり合うのかな?と想像できる前向きな作品でしたよ!
さらなるTVスペシャルの作品も期待したいですね!
『タッチ』主人公・上杉達也とmixは関係ある?

漫画『タッチ』の作者・あだち充先生が描く野球漫画『mix』が現在、日本テレビ系にて放送されていますね。
主人公たちは明星学園に通い、野球をしている設定も『タッチ』と被ることから、『タッチ』の続編なの?と思って見る視聴者さんも居ると思います。
しかし、厳密には『タッチ』の続編という内容ではなく、上杉達也たちが甲子園で優勝した約30年後を舞台にした作品というもの。
ですので、上杉達也の子供が主人公という設定などではなく、血の繋がらない立花兄弟が明青学園に入り共に野球をするという内容です。
『タッチ』では双子の兄弟が主人公でしたが、『mix』では親の再婚で兄弟になった義理の兄弟が主人公になります。
『タッチ』の続編ではないと言う事は、『タッチ』の登場キャラクター達は登場しないのか?と残念がる声もあることでしょう!
安心して下さい!『mix』でも甲子園優勝時の映像で達也たちが登場していますよ!
そして主人公は達也の投球の影響を受けているという設定なのです。
もしかして、上杉達也は伝説の選手になっているのかもしれませんね!
原作漫画の『mix』はまだ完結していませんので、もしかしたら達也たちの登場もあり得るかもしれませんよ!
まとめ
- 『タッチ』主人公・上杉達也の声優は三ツ矢雄二さん
- 『タッチ』主人公・上杉達也の最高球速は152キロ!
- 『タッチ』主人公・上杉達也と浅倉南の関係はハッピーエンドが遠い
- 『タッチ』主人公・上杉達也と上杉和也の関係は実は良好だった
- 『タッチ』主人公・上杉達也は死亡していない!
- 『タッチ』主人公・上杉達也のその後を描くスペシャルTV作品がある!
- 『タッチ』主人公・上杉達也とmixは微妙に関係ある
いかがでしたか?
今回は人気漫画『タッチ』と主人公の上杉達也についてご紹介して参りました。
漫画『タッチ』はアニメ化され、最高視聴率31.9%を記録するほどの大ヒットとなりました。
上杉達也役を演じた声優・三ツ矢雄二さんの最大のあたり役となり、ヒロインの浅倉南に恋をした男子も多いと聞きます。
今もなお、私達を爽やかな初々しい頃の気持ちにさせてくれる、そんな青春漫画です!
まだ『タッチ』に触れていない方は、是非チェックして見て下さいね!