南萌華(みなみ もえか)選手とは、女子サッカー日本代表のなでしこジャパンで活躍する女子サッカー選手です。
年代別代表の頃から現なでしこジャパンの長野風花選手や林穂之香選手らとその技を削ってきた南萌華選手は、今は代表に欠かせない選手の1人に成長しました。
2022年には念願だった海外移籍も実現。
移籍一年目からレギュラーとして活躍すると、リーグの年間ベストイレブンに選ばれるほどの高評価も得ています。
まさに今、最も勢いのあるなでしこジャパンの選手と言っても過言ではないでしょう。
そんな南萌華選手について、この記事では
について調べてまとめてみました!
FIFA女子W杯2023に挑む日本代表なでしこジャパンの南萌華選手について、是非この記事を読んで詳しくなってください。
きっと応援するのがもっと楽しくなりますよ!
南萌華について
まずは南萌華選手の簡単な情報を調べて、下記にまとめてみました。
以下のプロフィールをご確認ください。
名前:南 萌華(みなみ もえか)
生年月日:1998年12月7日(2023年8月現在24歳)
出身:埼玉県吉川市
身長:172センチ
体重:62キロ
所属:ASローマ(イタリア1部)
日本代表なでしこジャパンの中ではかなり身長が高いですよね!
次からはこれまでの経歴や成績、ポジションなどを詳しく紹介していきます。
南萌華の経歴と成績
南萌華選手のこれまでの経歴は下記のとおりです。
2017〜2022年:浦和レッズレディース
2022〜現在:ASローマ(イタリア1部)
浦和レッズレディースの下部組織でプレーしていた南萌華選手は、2017年にトップチームに昇格して以降、5年間同チームでプレーしてきました。
初年度こそリーグ戦での出場はなかったものの、2018年からは徐々に出場機会を増やしていきます。
リーグ戦での活躍が評価され2019年には初の日本代表なでしこジャパンに選出されると、FIFA女子W杯2019や東京五輪2020にも出場。
浦和レッズレディースとの契約が満了となった2022年にはイタリア1部のASローマに移籍すると、すぐにポジションを掴み取り、国内二冠に貢献しました。
次は各所属先での成績です。
浦和レッズレディース:通算68試合出場1得点
ASローマ:通算25試合出場2得点
なでしこジャパン:通算38試合出場2得点
ヨーロッパの名門、ASローマで1年目から25試合に出場するのはかなり凄いですよね。
冒頭でも述べたとおり、南萌華選手のASローマでの活躍は非常に評価が高く、リーグ年間ベストイレブンに選出されるほど。
南萌華選手はイタリアでの挑戦で経た経験を、現在開催中のFIFA女子W杯2023では存分に発揮してくれています。
南萌華のポジションはディフェンダー
南萌華選手のポジションは、自陣のゴールを守るディフェンダーです。
選手としての特徴を挙げるとすれば、まさにオールラウンダーなディフェンダーと言えるでしょう。
恵まれた体型を生かした空中戦や対人の強さはもちろん、攻撃の起点となるビルドアップ能力にも非常に優れています。
また、危機察知能力も高く、味方が空けたスペースを埋めるカバーリングのセンスも逸品ですよね。
南萌華選手はまさにディフェンダーに必要な能力の全てを高水準で持っており、全体的な能力値が高い選手です。
W杯での南萌華の背番号は3番
ディフェンスのリーダーとして活躍する南萌華選手は、FIFA女子W杯2023では背番号3番が与えられました。
背番号3番と言えば、ディフェンダーの代名詞とも言える背番号で、南萌華選手に掛かるチームからの信頼の厚さが伺えますよね。
グループリーグを首位で通過した日本代表なでしこジャパンですが、南萌華選手は3戦全てにスタメンでフル出場。
左ディフェンダーとして熊谷紗希選手らと鉄壁の守備陣を形成し、見事無失点で3試合を終えています。
南萌華は兄の影響でサッカーを始めた
小学生の頃からサッカーに明け暮れていた南萌華選手ですが、そのキッカケは三つ上の兄の影響があったからだそうです。
女子サッカー選手は兄弟の影響でサッカーを始める方が多いですが、南萌華選手も兄弟がキッカケでサッカーを始めたんですね!
小学校時代はサッカーだけではなく、水泳やハンドボールなども習っていたのだとか。
また、中学校時代には駅伝大会にも出場した記録が残っており、小さい頃は様々な競技に挑戦するスポーツ少女だったようです。
当時はディフェンダーだけではなく、ミッドフィルダーやフォワードでもプレーしていたことを明かしています。
ただ、小学校時代から目標が熊谷紗希選手だったとも話しており、自身もディフェンスを好んでいたのようです。
肝心の兄の情報ですが、残念ながら名前や顔写真などの情報は見つかりませんでした。
サッカー関係での情報も見当たらなかったので、おそらく今は一般会社員として何処かの企業に勤めているものだと思われます。
南萌華の情報まとめ
この記事では、南萌華選手の所属チームやこれまでの成績、ポジションと選手としての特徴やW杯での背番号などをご紹介しました。
前回のFIFA女子W杯フランス大会、優勝を期待されながらもベスト16でオランダに敗れてしまった日本代表なでしこジャパン。
4年前の雪辱を胸に、オーストラリア・ニュージーランドでの共同開催となった今大会ではグループリーグで圧倒的な強さを見せつけています。
その躍進の立役者は、間違いなく3試合で無失点の守備陣でしょう。
南萌華選手や熊谷紗希選手らが形成するディフェンスは非常に手堅く、あの強豪スペインでさえ得点することはできませんでした。
4大会ぶりの世界王者に向けて万全の状態で予選を勝ち抜いてきただけに、決勝トーナメントも鉄壁のディフェンスを維持して勝ち上がって欲しいですね。
ASローマで活躍し、4年前より更に逞しくなった背番号3のプレーに注目です。